Atomネットブックの代替にASPIRE ONE 722はなり得るか?
Atomのネットブックに共通する不満だと思う.
画面が小さいなんていうのはそれがコンセプトなのだから仕方がないこと.
動画はファイル形式によってはスタンドアロンでWVGAやVGAの動画を見ても音声と動画が同期せずにカクカクしてしまうことがたびたび発生していた.自分でエンコードした動画を見せたいと思ってもカクカクだし,見ている方も「もういいよ」って話になってしまう.
EeePC 1000H-Xのスペックは
CPU:AtomN270(1.6GHz)
HDD:160GB
液晶:10.1TFT(1024*600)
メモリ:1GBを2GBへ増設
OS:WindowsXP
実測重量:1418g(ACアダプタ込で1626g)
対してASPIRE ONE 722は
CPU:AMD C-50(1GHzデュアル)
HDD:250GB
液晶:11.6TFT(1366*768)
メモリ:2GBを4GBへ増設
OS:Windows7 64bit
実測重量:1343g(ACアダプタ込1546g)
公称重量はどちらも1.5kgだったはずだが実はAO722の方が80gほど軽い.実際に持ってもわずかに軽い感じがあるのでこの差は結構大きいと見ていいだろう.
ファンとかの動作音もAO722の勝ち.
液晶は1000H-XがノングレアでAO722がグレアでどちらが良いかは好みのよるが画像を見るならノングレアの方がいいと思う.AO722の液晶は視野角が狭く角度によって色の見え方が結構変わるので他人に画像を見せたりするときはちゃんと正面を向けてあげないといけない.色再現もなんか変だし色合いも弄れない.←色がおかしいのは1000H-Xも一緒だったけど色合いが調整できただけマシだった.
筺体は1000H-Xの方が元々高め設定の価格(といっても4万円ほど)だっただけにピアノブラック風の質感も高いし頑丈.AO722みたいにキーボード押すとギシギシ言ったりはしない.値段考えたらいた仕方がないね.
所詮はネットブックみたいなものなので大きな期待はしていなかったけど,動画のパフォーマンスの向上は期待以上.CPUは相当低スペックなはずなのだがこれだけ快適に感じるのはAMD C-50マシンに搭載されているGPUの処理能力とAtomのネットブックのGPU処理能力がここまで低いのかという違いなのか?
AtomN270マシンでYoutubeやニコ動を見る人ならC-50マシンに買い替えてもいいと思う.ただし全ての動画がサクサク見られるわけでななく,やっぱり処理的にはいっぱいいっぱいでHDクラスになるとちょっと処理落ちすることがある.
文字を打つだけとか文字メインのサイトを見るだけならAtomN270マシンで十分事足りるって所だろうか.
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